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ゴモラ (ウルトラ怪獣) : ミニ英和和英辞書
ゴモラ (ウルトラ怪獣)[しし, けもの]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かい]
 【名詞】 1. mystery 2. wonder
怪獣 : [かいじゅう]
 【名詞】 1. monster 
: [しし, けもの]
 【名詞】 1. beast 2. brute 

ゴモラ (ウルトラ怪獣) : ウィキペディア日本語版
ゴモラ (ウルトラ怪獣)[しし, けもの]

ゴモラは、特撮テレビ番組ウルトラマン』に登場する架空の怪獣。高い人気を獲得し、『ウルトラマン』以降も多くの「ウルトラシリーズ」の作品に登場している。別名「古代怪獣」。
デザインは成田亨。2脚怪獣の基本体型から前方に大きく彎曲した首、前の側に赤いのこぎりの歯のような形の線が複数ついた三日月型の巨大な角、太く長大な尻尾が特徴。頭は戦国時代の人物である黒田長政の兜をモチーフに〔『成田亨画集・ウルトラ怪獣デザイン編』(朝日ソノラマ、1983年)98頁の成田本人の解説より。〕、口吻はトリケラトプスのような嘴状だが内側には牙もあり、鼻先に第3の角がある。胸から腹にかけて不定形の棘(とげ)とも鱗(うろこ)ともつかない突起に覆われている。それ以外の全身は分厚い皮のような質感で、全身が赤褐色。ひじとかかとに突起物が生えている。尾はトカゲのそれのように、切断されても一定時間は動くことができる。
名前は旧約聖書にて神に滅ぼされたゴモラという町からという説と、東宝怪獣のゴジラモスララドンの頭文字からとったという説がある〔2013年『大人のウルトラマン大図鑑』の記述。〕。
== 『ウルトラマン』に登場するゴモラ ==
特撮テレビ番組『ウルトラマン』第26話「怪獣殿下(前篇)」、第27話「怪獣殿下(後篇)」に登場。
*身長:40メートル
*体重:2万トン
*スーツアクター:鈴木邦夫〔『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』(講談社、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)〕
ジョンスン島〔太平洋上に実在するジョンストン島と混同されて紹介されていることがあるが、劇中での名称は「ジョンン」島であり地勢も異なるため、設定上はあくまでも架空の島である。〕に生息していた1億5000万年前の恐竜ゴモラザウルスの生き残りとして発見される。長い眠りで力が弱まっており、阪神大学の中谷教授の指揮下、日本万国博覧会へ展示するためにUNG麻酔弾によって生け捕りにされる(本来はゴモラザウルスの化石を探しに行くという計画だったが、生体を発見したために生け捕りにして展示することへ変更された)。
協力要請を受けた科学特捜隊のビートル3機による空輸中に麻酔が切れて暴れだし、高度2000メートルの高さから六甲山に落下したショックで、本来の力と闘争本能を取り戻す。地中を移動して大阪市内〔千里丘陵の万博会場工事現場とする文献(青柳宇井郎・赤星政尚『懐かしのヒーロー ウルトラ怪獣99の謎』(二見書房、1994年)p.81)もある。〕へ出現し、ウルトラマンと戦って強力な尻尾「メガトンテール」で叩きのめすと、スペシウム光線を発射される直前に地面へ逃亡した。
その後、大阪市内に住みついたゴモラは科学特捜隊のマルス133とスパイダーショットによって尻尾を切断され、逃亡する(切断された尻尾はその後もしばらく動く)。まもなく大阪城付近に出現してこれを破壊し、再びウルトラマンと交戦するが、尻尾を失っていたため、初戦のような強さは発揮できず、科学特捜隊と自衛隊による援護攻撃の中、ウルトラマンに頭部の角を折られ、スペシウム光線でとどめを刺された。
「孤島で人畜無害であったところを、人間の都合で連れ出されて倒された」という悲惨な境遇には科学特捜隊が同情し、亡骸は剥製にして万博会場に飾るという提案がなされている。
第35話の怪獣供養では遺影として写真が飾られている。
*金城哲夫の『小説 ウルトラマン』では、ゴモラは尻尾を切られて間もなく大阪城を破壊しようと前進し、あえなく破壊されてしまうかと思いきやウルトラマンに阻止され、ゴモラは大阪城を目前にして倒された。
*着ぐるみ製作は高山良策。後にザラガスへ改造された。
*中谷教授がアラシ隊員に見せた図鑑のゴモラザウルスの絵は、デザイン画の流用。
*口の開閉は電動とラジコン。ラジコンの受信機は尻尾の付け根に付いていた〔『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』洋泉社177ページ〕。
*ウルトラマンが大阪城の前でゴモラと対決しているスナップが現存しているが、実際は破壊した後に対決する。
*第37話ではジェロニモンによってレッドキングと共に再登場が予定されていたが〔、撮影時には既にゴモラのスーツはザラガスへ改造されていたため、テレスドンに変更された。『小説 ウルトラマン』では初期案通り、ジェロニモンによって復活させられてレッドキングと共に登場している。
*この個体のみ、かかとの突起物が外側をむいている。
*着ぐるみの頭部は2013年時点で現存しており、劇中で折られた頭の角を接着してイベントなどで展示されたが、鼻先の角は紛失していた〔『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』洋泉社179ページ〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゴモラ (ウルトラ怪獣)」の詳細全文を読む




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